鴻雁北(こうがん きたす/こうがん かえる)
2022/04/10
こんにちは。神戸市垂水区の幼児教室、頭脳開発教室アイ・ダッシュ アカデミーです。
ブログの新稿をアップします。
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今日から清明の次候、七十二候の第十四候、鴻雁北(こうがん きたす/こうがん かえる)。
冬鳥の雁が北へ帰って行く頃。ツバメの渡来とは入れ替わりに、冬を日本で過ごした雁が北のシベリアへと帰っていきます。
鴻雁とは、渡り鳥の「がん」のことですが、「鴻」は「ひしくい」と読み大型のがんを、「雁」は小型のがんを指しています。
昔から日本人は、雁の行き来に趣や季節の移り変わりを感じ、多くの詩歌に詠まれてきました。「雁」「雁渡る」は秋の、「雁帰る」は春の季語です。
雁は、家紋にも多く使われ、古くから日本人に親しまれてきたことがうかがえます。