小満(しょうまん)/ 蚕起食桑(かいこ おきて くわを はむ)
2022/05/22
こんにちは、神戸市垂水区の幼児教室、頭脳開発教室アイ・ダッシュ アカデミーです。
ブログの新稿をアップします。
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今日、5月21日は小満(しょうまん)。小満陽気盛んにして万物ようやく長じて満つ。
小満は、太陽の光を浴びてあらゆる命が活き活きと輝きだす頃。
また、今日は小満の初候、二十二候、蚕起食桑(かいこ おきて くわを はむ)。卵から孵化した蚕が盛んに桑の葉を食べ始める頃です。
ひと月ほど後には白い糸を体の周りに吐き出しながら繭をつむぎ、この繭から美しい絹糸が生まれます。
旧暦4月は、蚕の成長に欠かせない桑の葉を摘む頃でもあったため、「木の葉採り月」という別名もあります。
蚕が餌を食べる音は凄烈で、「ザァー」っとまるで雨が屋根を打つ音みたいだそうです。食欲旺盛な蚕が、新鮮な桑の葉をもりもり食べて大きく育ちます。
かつては、蚕のえさとしてしか捉えられていなかった桑の葉ですが、近年様々な栄養素が入っていると注目されるようになり、桑茶という健康茶として飲まれることもあります。