株式会社関医協ゼミナール総本部

腐草為蛍 (くされたるくさほたるとなる)

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腐草為蛍 (くされたるくさほたるとなる)

腐草為蛍 (くされたるくさほたるとなる)

2022/06/11


こんにちは。神戸市垂水区の幼児教室、頭脳開発教室アイ・ダッシュ アカデミーです。
ブログの新稿をアップします。

 

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今日6月11日から芒種の次候、七十二候の第26候、 腐草為蛍 (くされたるくさほたるとなる)。草の中から蛍が舞い、明りを灯しながら飛び交う頃。
 
古くは、暑さに蒸れて腐った草や竹の根が、蛍になると信じられていたそうです。
水辺や野の暗がりに浮かんでは消える蛍の光は、まさに夏の風物詩。 
夏の夜を幻想的に照らし出してくれます。

「夏は夜。月のころはさらなり。やみもなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。」 
これは、清少納言の枕草子『春はあけぼの』に登場する有名な一節です。
 
夏は夜が趣深い。月が出ている夜はもちろんのこと、闇夜もまた、蛍が多く飛び交っている様子も良い。また、それらがただ一つ二つと、ほのかに光って飛んでいるのも良い。夜に雨が降るのも趣があって良いと、綴っています。
 
短い一節ですが、閑雅な光景が浮かんできますね。
 
蛍が放つ淡い光は「蛍火」と呼ばれ、夏の季語にもなっています。

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