株式会社関医協ゼミナール総本部

寒蝉鳴(かんせん なく)

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寒蝉鳴(かんせん なく)

寒蝉鳴(かんせん なく)

2022/08/13


こんにちは、神戸市垂水区の幼児教室、頭脳開発教室アイ・ダッシュ アカデミーです。
ブログの新稿をアップします。

 

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今日8月13日から大暑の次候、七十二候の第38候、 寒蝉鳴(かんせん なく)。

 

「秋蝉」とか「寒蝉」は、法師ゼミ(ツクツクボウシ)とヒグラシ、どちらにも使われる季語です。時期的に晩夏になってから鳴き始めるのはツクツクボウシですので、本来は法師ゼミをさしていたと思われます。ただ日本人の感性として涼しげで切なく感じるヒグラシも、いつしか秋の季語となり、日本の七十二候では(ひぐらし なく)とルビがつくこともあります。

 

ヒグラシはツクツクボウシよりもだいぶ早く、7月から鳴いているのですが、「日暮らし」という名前の通り、暑い日中が苦手で、早朝か夕方、十分涼しくなってから鳴きます。そのため、薄暗いところや、涼しい時間帯の中で聴いていることが圧倒的に多く、カナカナの声を聞きなれた人は、聞いた途端に「ああ、涼しい」と感じてしまうそう。

 

ましてや立秋をすぎると、より一層、もの悲しく、涼しげに感じます。「カナカナ」の大合唱はまさに「蝉時雨」。「涼しさ」を浴びるシャワーのよう。秋のはじめに、終わりゆく夏を惜しみながら聞くのが、もっとも心に染み入ります。

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