霎時施(こさめ ときどき ふる)
2022/10/29
こんにちは、神戸市垂水区の幼児教室、頭脳開発教室アイ・ダッシュ アカデミーです。
ブログの新稿をアップします。
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今日10月28日から二十四節気、霜降(そうこう)の次候、七十二候の第53候、 霎時施(こさめ ときどき ふる)。
いよいよ時雨(しぐれ)の季節がやってきました。時雨はパラパラと降っては止んでしまう通り雨や、しとしと降る優しい雨のこと。
一瞬、雨粒が大きくなることはありますが、長雨になることも、激しい雨になることもありません。晩秋から初冬の景色をしっとりと染めあげていく、この情趣あふれる雨を日本人はことさら愛しんできました。ちょうど今頃から紅葉のクライマックスあたりまでの雨。
時雨はちょっと気まぐれな感じで、雨粒が時折、大きくなって、屋根にあたる音が音楽のように聞こえるときがあります。
また、時雨には子季語がたくさんあり、さらにこまかいニュアンスを伝えることができます。