金盞香(きんせんか さく)
2022/11/17
こんにちは、神戸市垂水区の幼児教室、頭脳開発教室アイ・ダッシュ アカデミーです。
ブログの新稿をアップします。
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今日11月17日から二十四節気、立冬の末候、七十二候の第57候、 金盞香(きんせんか さく)。
金盞(きんせん)は水仙のことで、「咲く」とはいわず「香(かぐわ)し」と表現されているように、気品のある芳香と、清楚なその姿は室町時代から珍重され、生け花の世界でも松竹梅に匹敵する、格調の高い花として愛されてきました。
とはいえ、実際に11月に咲く水仙はほとんどなく、七十二候の中でも少しずれを感じる一候です。ニホンスイセン(日本水仙)は12月から2月ごろ、ラッパスイセン(喇叭水仙)は3月から4月ごろです。
遅咲きの園芸種も多く出回っているので、春の花の印象が一層、強くなっていますが、古くからあるニホンスイセンは真冬にいち早く咲き始めることから、しばしば雪とともに詠まれ、江戸時代は「雪中花」と呼ばれていたそうです。