橘始黄(たちばな はじめて きばむ)
2022/12/02
こんにちは、神戸市垂水区の幼児教室、頭脳開発教室アイ・ダッシュ アカデミーです。
ブログの新稿をアップします。
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今日12月2日から二十四節気、小雪の末候、七十二候の第60候、 橘始黄(たちばな はじめて きばむ)。
この季節が過ぎると二十四節気は大雪(たいせつ)になります。日々肌でも感じますが、暦の上でも冬が少しずつ深まってきました。
橘始黄(たちばなはじめてきばむ)は、橘の実が黄色く色づく頃。この橘とはヤマトタチバナのことで、別名ニッポンタチバナとも呼ばれています。
「橘」とは、古くは柑橘類の総称で、文献などに出てくる「橘」は、いろいろなミカン類を合わせてこのように呼ばれていたとされています。
ヤマトタチバナは、日本に古くから自生していた柑橘類で、その葉は枯れることのない常緑樹。冬でも青々と葉を茂らせています。そのことから、「永遠」を喩える象徴として大切にされてきました。葉や花、実は古くから文様や家紋に用いられ、文化勲章には橘の白い花がデザインされています。