大雪(たいせつ)/ 閉塞成冬(そら さむく ふゆとなる)
2022/12/07
こんにちは、神戸市垂水区の幼児教室、頭脳開発教室アイ・ダッシュ アカデミーです。
ブログの新稿をアップします。
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今日、12月7日から二十四節気の大雪(たいせつ)。
雪が降ると積もるようになる頃。本格的な冬、南天の実が赤く色づく頃。
また、今日は大雪の初候、七十二候の第61候、閉塞成冬(そら さむく ふゆとなる)。
季節は初冬から、いよいよ仲冬に入ったことがよくわかる一候で、天地の気が塞がり、真冬になるという意味合いです。
『礼記』の月令には「天気上騰シ、地気下降、天地不通、閉塞シテ冬ヲ成ス」と記され、七十二候はこの最後の部分を採用したものです。日本では「閉塞」を「そらさむく」と読ませ、重く塞がれたような冬の空を思わせますが、本来の意味は天の気は空に上がり、地の気は地中に閉蔵され、天と地が分かれ、通じ合わなくなって冬になるという意味です。春から秋まで行われていた天地の交流が終わり、お休み期間に入るような感じです。
日差しの弱さは感じるものの、天気のいい日はまださほど寒くはなく、青空もみえます。カエデやモミジのピークは過ぎましたが、紅葉シーズンの最後を飾るイチョウは今が盛り。太陽の光を浴びて、眩しく輝いています。