熊蟄穴(くま あなに こもる)
2022/12/12
こんにちは、神戸市垂水区の幼児教室、頭脳開発教室アイ・ダッシュ アカデミーです。
ブログの新稿をアップします。
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今日12月12日から二十四節気、大雪の次候、七十二候の第62候、 熊蟄穴(くま あなに こもる)。
熊は冬眠する前に大量のドングリを食べて、栄養をつけます。その痕跡が熊棚(くまだな)。熊は高い木に登って、豪快に枝を降りながら実を食べ、その枝をお尻の下に敷いて座り心地のよさそうな座布団を作ります。秋に折られた枝は葉がついたまま枯れるので、裸木の中で大きな鳥の巣のように残っています。真冬になると熊に出会う心配もなく、熊棚の観察は冬の森の楽しみのひとつであり、熊の生存を確認できる目印でもあります。
また、「熊穴に入る」といえば初冬の季語、「熊穴を出ず」は仲春の季語です。単に「熊」といえば、活動期の夏ではなく、冬の季語になります。