霞始靆(かすみ はじめて たなびく)
2023/02/24
こんにちは。神戸市垂水区の幼児教室、頭脳開発教室アイ・ダッシュ アカデミーです。
ブログの新稿をアップします。
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今日から雨水(うすい)の次候、七十二候の第五候、霞始靆(かすみ はじめて たなびく)。
この時季になると、大気中に水滴や細かな塵が増え、冬の間ははっきり見えていた山がぼんやりと見えます。そんな様子を表す、霞始靆(かすみはじめてたなびく)。
霞とは、水蒸気が小さな粒になり、空中に漂っている状態のこと、またはそれにより遠くがはっきり見えない現象のことを言います。実は霧と霞は同じもの。春に現れるものを霞、秋に現れるものを霧と呼びます。平安時代から呼び分けたようですが、平安人には、寒い時季から暖かくなる春に現れる霞と、暑い時季から涼しくなる秋に現れる霧は、似たるが異なる印象もたらしたのかもしれません。