清明(せいめい)/ 玄鳥至(げんちょう いたる)
2023/04/05
こんにちは、神戸市垂水区の幼児教室、頭脳開発教室アイ・ダッシュ アカデミーです。
ブログの新稿をアップします。
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今日は4月5日は二十四節気、清明(せいめい)、すべてのものが清らかで生き生きとするころのこと。清明万物ここに至りて皆潔斎にして清明なり。若葉が萌え、花が咲き、鳥が歌い舞う、生命が輝く季節の到来。
また、今日は清明の初候、七十二候の第十三候、玄鳥至(げんちょう いたる)。東風アジアで冬を過ごしたツバメが数千キロを超えて、子育てのために日本に渡ってくるころ。
玄鳥はそのまま訳せば「黒い鳥」ですが、ツバメを意味しています。古くは乙鳥(つばくら、つばくろ)、天女(つばくらめ)などとも呼ばれていました。
実は渡り鳥であると確認できたのは最近のことで、それまでは常世国(はるか海の彼方にあるとされた永遠不変の国)からやってくるとか、樹木の穴や泥の中に潜って越冬しているとされていました。
巣から飛び出すようにエサを求める雛に一匹の親鳥がエサをあげる姿を写真でよく見ますが、実は巣作りから子育てまで夫婦で協力して行っています。そして、土や枯れ草と唾液を混ぜて作られる巣はすずめと同じように軒先や天井でよく見られます。理由も同じです。人気のある場所に作ることで外敵から身を守るためです。