09/08:白露(はくろ)/ 草露白(くさのつゆ しろし)
2023/09/08
こんにちは、神戸市垂水区の幼児教室、頭脳開発教室アイ・ダッシュ アカデミーです。
ブログの新稿をアップします。
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今日、9月8日から二十四節気の白露(はくろ)。野の草に降りた朝露が白く光って見える頃。
また、今日は白露の初候、七十二候の第43候、草露白 (くさのつゆしろし)。
露は、夏から秋への季節の変わり目など、朝晩の気温が下がる日によく見られます。秋の季語です。
露は、空気中の水蒸気が冷やされてできるもので、風と雲がない晴れた夜に地上の熱が上空に逃げる「放射冷却」という現象によって発生します。
昼間に太陽熱によって蓄えられた地上の熱は、夜になると太陽光が届かなくなり、空に向かってどんどん逃げて行きます。夜間、雲がある場合は、地上から逃げ出す熱をある程度雲が防いでくれますが、雲がない夜は、熱はそのまま宇宙へと放射され、地表温度は下がっていきます。
そして、一日のうちで最も気温が下がる明け方になると大気が冷え込み、露を結ぶというわけです。もちろん、夜の間中、雲一つなかった空は高気圧に覆われ、安定した気圧配置になっていることが多いので、昼になってもその天気は変わらず晴れのままです。
このため、昔から「露が降りると晴れ」と言われてきました。