株式会社関医協ゼミナール総本部
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(130)知らんの?

(130)知らんの?

2013/01/29

村※でのこと。ピーと鳴り響く笛の音に、ゲスト参加の5歳男児が驚いてキョロキョロ。冷えた身体を温める、村カフェのために、カセットコンロで沸かしたお湯が沸いた合図です。こんなヤカン見たことないもんなあぁ、と誰かが。

昨日の天声人語(朝日新聞のコラム)では、家でお茶を入れたことのない幼稚園ママや急須を知らない高校生のことが取り上げられていました。文化や歴史をまとう「お茶」と無縁に子らが育つのは寂しい、と。同感ですが、脳教育的には?

嘆くことなかれ。もっと前向きに捉えましょう。ピー、って知らんかったん?お湯が沸いたらピーって鳴んねん。沸いたら、わかるって便利やろ?これ、ピーピー・ケトル言うて、おっちゃんが子供の頃、流行ったんや。水がアツーなって…

知らないことを知るのは楽しい。見たこともないモノに出会うのは、うれしい。今までより賢こうなるいうこっちゃ。賢こなったら、また、うれしい。知識を広げ、関心を深めることは楽しいことだと導いていくのが脳教育的アプローチです。

ポイントは大人の関わり方。子供が興味を抱かなくても、さらっと流す。また、次の機会を窺いましょう。挫けることなく、ほらね、面白いね。楽しいね。と、好奇心の幅を広げてあげましょう。知らない、それはチャンスですよ。

ツイート2013/01/29

※村=子ども21ダッシュ村:明石の放置森林を里山化し、子供たちが自由に自然と触れ合える場にしようとオヤジたちが手弁当で活動しているのが、子ども21ダッシュ村です。

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