(483)怒り
2026/01/08
地上波で、年末年始よく目にしたプライムビデオ「人間標本」のCM。その原作者は、湊かなえ氏。彼女は女子大卒業後、普通に就職、結婚、出産。30歳で執筆業にチャレンジ。なんと半年後に新人脚本賞入選。でも、東京での授賞式でプロデューサーに「田舎(淡路島!)に住んでちゃプロの脚本家になれない」と断言される。その一言に何クソ、地方(淡路島!)で成功してやると一念発起。それを契機に小説を書き始め、今では、日本を代表する人気作家に。
プロデューサーの一言への怒りをパワーに昇華させた彼女、普段から小説のネタとして怒りを貯金(?)として頭の中に貯めていく。口に出したりSNSにあげたりすることもない。怒りのパワーが弱まるからだそう。さすがイヤミス(読後嫌な気持ちになる重いミステリー)の女王。
確かに怒りはエネルギーになりそう。でも、子供たちは自制心が未分化なので、怒りは行動や発達のエネルギーにはならない。子供には、喜びや達成感などプラスの感情がエネルギーに。プラスの感情は脳自体の発達にもつながる。私たち大人は怒りがエネルギーに昇華できることを覚えていた方が良さそうかな。
今年もよろしくお願いします。


