(188)微細運動
2014/05/23
赤ちゃんが生まれた後、脳は運動野=頭頂葉から盛んに活動し始めます。手や足をばたばたさせたり、寝返りをうったり。これが粗大運動。腕や足、胴の大きな動き。それが微細運動へとつながります。微細運動は指先での細かな作業のこと。神経系に着目して、巧緻性と言うこともあります。
大から小へ、さらに細かな動きへと発達していきます。ですから、まだ、かけっこしたり、跳んだりできない幼児に、無理やりお箸や鉛筆を持たせたりするのは考え物(自らやりたがるならOK)。
微細運動も大きなことから。いろんな物を握る、つまむ。
水遊び、砂遊び、粘土遊びは幼児の3大筋トレ。
それから描く。段階に応じて、クレヨン、クーピー、色鉛筆と筆記具を変えて、より多彩なタッチで、細かな表現ができるように。
手は末梢神経が集中しており、第2の脳などと言われます。微細運動を鍛えることで、多くの刺激を脳に与えることができますよ。
もちろん、遊びの中で伸ばしてあげてください。
粗大を鍛えることも、お忘れなく。
ツイート2014/05/23