(219)共感
2015/05/21
先日のロボット教室の体験会でのこと。
専用のブロックで、こんなロボットを作るんです、と最初に参加者親子に見本をお見せする。先月はムシ型ロボット。6足歩行で、前後に動かすと、へぇ。次に、私がちょっと触ると団子のように丸まります。そう、ダンゴムシ・ロボ!
丸まった瞬間、子供たちはあっと目を見開いて驚き、笑顔。
ママAさんは子供と同じようにえぇ?と、子供と顔を見合わせ、「すごいね」と大騒ぎ。
一方、つるんで参加のママB+Cさんはずっと小声で世間話。ダンゴの瞬間も、見逃し、それぞれの子が「ほら、ほらっ」とママの方を振り向くも気付かず・・・。
強く心を揺さぶられると人は誰かと、その感情を共有したくなります。特に愛する誰かと。そうすることで、楽しさが増したり、悲しさが減ったりすることを経験的に学んでいるからでしょう。
この稿で、よくお願いしている子供の感情を誘導していくことと同様に、共感してあげることも大切。
感度の高い感性が育まれ、脳への刺激を増し、脳のパフォーマンスを高めていくことにつながっていきます。
ツイート2015/05/21