株式会社関医協ゼミナール総本部
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(325)遺伝Ⅱ

(325)遺伝Ⅱ

2018/09/07

あそこは私に似てるなぁ、これはパパにソックリ。自分の子を観察すると何らかの遺伝的影響を感じずにはおられません。個別懇談では、いろんな形で遺伝について、ご相談やご質問を受けることが多く、当コラムも早い段階でまとめたことがあります(ref.2011/07№45遺伝)。

先日、TVのバラエティ番組で行動遺伝学の専門家(早大教授)がとても興味深い統計的データを披露していました。身長体重では遺伝の影響は70%。学力は国語50%、算数数学30%。

身体的要素は遺伝の影響が大きく、学力でもスキル(練習による熟達)が求められる算数では遺伝の要素が少ない。一方、スポーツの遺伝は複雑で計測できなかったそうですが、単純に走る速さ、走力でも遺伝の影響30%と後天的要素が多いようです。

でも、遺伝的要素はどうあれ、現状を客観的に分析し、建設的な対応を積み重ねていくのがチャイルドの手法。私たちのテーマの一つが親を超えること。幸福度や社会的地位・知性などは単純に比較することなど到底できませんが、少なくとも知識を入れる器、脳の機能が、親を超えることは、チャイルドに来ていただく限り、必ず、クリアすべき課題だと考えています。

検査-個別カリキュラム-保護者カウンセリング(教育環境の整備)とPDCAサイクルを駆使し、鍛えております、ハイ!

ツイート2018/09/07

 

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