夜空を見上げ、子供が尋ねる。
パパ、月まで歩いていける？
空を歩けるわけないやん。チャンチャン

で、終わるより、考えてみましょう。

昔の知識を思い巡らせると、月まで40万km（ググれば、384,400kmとすぐわかります）。
確か徒歩は１時間で４kmと聞いたことがある。そこで
ざっくり10万時間、25(24でなく)で割って4000日で10年余り

パパ、月まで歩いていける？
そうだな、月まで橋があったとして、こんなで、そんなで、計算すると、
10年ぐらいかかるよ。へぇ～

実際に調査するのが難しいようなとらえどころのない量を、いくつかの手掛かりを基に、論理的に推論し、短時間で概算することをフェルミ推定と言います。その昔、イギリスの学者フェルミは学生を捕まえては、唐突な質問をしていたことに由来。

会話の中での子供からの他愛ない疑問や質問を一緒に考える、答え自体は重要ではなく、大切なことは考え方や手立てを共有すること。安易に諦めない意思を伝えていくこと。

お子さんと冬の夜空を見つめ、話を弾ませませんか？

 

ツイート2019/02/06