株式会社関医協ゼミナール総本部
お問い合わせはこちら

(367)バスキア

(367)バスキア

2019/11/13

ジャン=ミシェル・バスキアの日本初大規模展覧会に東京へ行ってきました。彼のことを知ったのは数年前のユニクロのキャンペーン。Tシャツやパーカーに描かれた作品のインパクトに強く惹かれたことを憶えています。六本木ヒルズの会場に溢れる作品からのエネルギー圧倒され、思考停止。久しぶりに浮かれるような数時間を経験しました。

スラム街での落書き(スプレーペインティング)、高校中退、路上生活、27歳でオーバードース(薬物過剰摂取)による夭折など、暗い裏社会的イメージがバスキアに伴います。力強いタッチとメッセージ性にはハングリーさからの爆発力を感じます。

彼のルーツはどこに? 意外なことに、彼は中流家庭に出身。大の芸術好きだった母親に連れられて、幼いころから美術館通い。ニューヨークの有名な美術館、ブルックリン美術館のジュニア会員。また、交通事故で入院した7歳の息子にママがプレゼントしたのは解剖学の本。その本「グレイの解剖学」はバスキアの芸術観に大きな影響を及ぼしたそうです。

4歳からは好奇心、関心、興味の幅を広げましょう、と鼓舞していますが、将来のバスキアを生み出すのは今日からの環境作りかもしれませんよ。

ツイート2019/11/13

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。