(471)無言、有言?
2025/01/06
欧米人が不思議に感じるのは、日本人が「ぶつかっても謝らない」。シーンによってはすぐに謝る日本人。でも、この場合は異次元? 混んでいる往来や電車内で人にぶつかる。ヨーロッパなら、一言「Sorry」だけでも、相手に声を掛ける。一方、多くの日本人は無言でぶつかり、無言で去っていく、と最近、目にしたネットの記事。なるほど。
年末年始、義実家のある大阪では、駅やモールはどこも大混雑。ちょっとぶつかるくらいは気にせず、ぐいぐい速足で歩く人は少なくないような...。ちょっとの接触はしょうがないよ、お互いさま、って気持ちもわからなくはない...。
でも、子供たちには、お互いさま/わかるやろ?などの無言の関係より、気遣いや優しさを言語化する習慣を付けてあげた方がいい。多様性を受け入れ、論理的に考える、という時代が求めるニーズが身に付くだけでなく、脳自体の発達にも大きくかかわるので。考える行動、言動が発達のキー。
今日のランチの際、食堂の入り口のスイングドアで強面のオッちゃんとすれ違うことに。彼は先にドアを引き、「どうぞ」と合図。「ありがとう」と私。成長が止まったオッサン同士の脳にはプラスとならないけれど、少し嬉しい仕事始め。 今年もよろしくお願いします。