(55)時間を計る
2011/09/09
例えば、奥さんがリビングを掃除。旦那がストップウォッチで計測。今日は15分32秒46、チッ、遅せ~な。と、なると奥さんブチ切れですよね。
行動を観察される、理不尽に評価される、誰しもいやなものです。
でも、私たちは、子供たちの行動、例えば、パズルを完成させる時間(施行時間)を計ります。当然、子供たちは嫌がります。プレッシャーを感じるんです。ですから、できるだけストレスを溜めないように、いろんな手を使います。手練手管?
もちろん、計ることには目的があります。
①自己認識力を高める:素直に、自分の成果を客観的に認めることに慣れる
②改善の過程を経験する:集中度を高めたり、工夫したり、試行錯誤したり、努力を重ねたり、アドバイスを受けたり…
③成功する:とにかく、がんばる、すると(時間がかかることはありますが)、必ず伸びます
④向上を楽しむ:ドーパミン分泌。この喜びを得ようと、もう一度チャレンジ。つまり、ドーパミン好循環。新記録を出すたびに成功を経験することに。
この喜びを拡大するのが、「ほめる」こと。先日ツィートしたNスペでも「ほめる」、特に「即座にほめる」「具体的にほめる」とリハビリの成果向上の報告がされていましたが、まさに、具体的にほめるために私たちは計っている、とも言えます。
今日、天気エエ(関係ない)から、時間、計ってみよか。校長先生言うてはるで、あの子は、やる時はやる、シブイ子や、って。時間を計ったら、どんだけようなったか、わかるでぇ。
計ろ、わぁ、最高記録!(って最初の計測は誰でも自己最高)
ツイート2011/09/09