(105)墓参り
2012/08/07
近所に住む母を誘って、お盆の墓参り。父の死後、母が墓を立てたのだが、墓参の習慣はなかった。結婚を機にお盆、彼岸の墓参が習慣になった。家内の家系には墓参が根付いていたからだ。
墓苑に着くや、家内が手際よく、草抜き・掃除。そんな作業に慣れていなかった私も今ではテキパキ。お袋はペースには付いてこれず、ウロウロするが嬉しそうだ。子供たちも年相応の手伝い。見せる-させる-ほめる。その繰り返しで仕事が広がる。嫌がることもなく、ストレスを貯めるでもない。
子供たちはこんなプチイベントを通じて、家族の絆を感じ、まともな大人として成長していくのかもしれない。脳生理学的には…今日はやめとこう。なぜ、ぐうたらな私が墓参ではサッサと動くんだろ?、と考えたら涙が溢れそうになった。
親の姿を見せて、私や家内が死んでもたまには来てや、と娘たちに言ってるだけ。
昔、こんなことを考えた。数年前のTwitterに残されていた。今年は娘たちは墓参には来なかった。大学生となった彼女らは、家族より、友人や仲間、恋人を優先して当然。子供はすぐに大きくなる。親が何かを伝えられる時期はあっという間に過ぎてゆく。今を、大切に。
ツイート2012/08/07