(154)夏のイメージ
2013/07/23

チャイルドではトレーニングルームの壁に四季の写真を貼っています。四季のイメージを明確に持ってもらうことを意図しています。やや痛んできたので、作り直すことにしました。
まずは、写真の選びなおし。でも、この目的に合った、夏の写真、はあまりありません。ひまわり(の群生)だけと言っても過言ではありません。もともと市販のCD-ROMは自然の美しい写真を売り物にしており、夏の写真は、滝や深緑、清流、苔むす岩などが中心です。
青々としたモミジなどもいい題材とは思いますが、「季節の意識が低い子や2・3歳児では夏とつながらない」とスタッフの声。そこで提案です。今年の夏は、ご家族で、夏らしい自然の美しい景色に触れる機会を持ってみませんか?
もちろん、プールや海水浴、浴衣、カキ氷、風鈴、朝顔…日常生活の中のイメージもいいのですが、紅葉や雪景色の対になるインパクトあるイメージをお子さんの脳に刷り込んであげましょう。
視覚イメージは比較的簡単に(=努力なしに)記憶することができる感覚記憶の対象ですが、タグ(検索のための言葉)がしっかり付けられていないと、埋もれてしまいます。忘れてしまうわけではないのですが、引き出せないと忘れたのと同じ。
視覚記憶を引き出せるように、工夫してタグ付けしてあげましょう。例えば、写真を撮るように、その場で、その都度、言語化。深い緑の森を見て夏を連想できるなんて、すばらしい!イメージ力を格段に伸ばすことにつながりますよ。
ツイート2013/07/23