(172)何でルミナリエ?
2013/12/16
久しぶりの散髪。FB友達でもある店長が聞く。何でルミナリエ行くんですか?
行こう、と言う側は行かなアカンやろ?(混んでるし、光るだけやん、と思とんかなぁ。拙稿171で強い楽しさの経験は脳に好影響、と言うてんけど…)で、再考。
第一の理由は気晴らし。非日常的な体験は、日頃の生活で貯まったストレスの発散に。アドレナリンやノルアドレナリンなどの脳内マイナスホルモン過多からプラスホルモン優位状態へ。
第二に観察力強化。きれいなぁ→見る、スゴッ→見る、初めて→見る、去年とどこ違うやろ?→見る、みんな笑てるし、楽しい→見る など視覚集中を誘発する要素に溢れている。
第三に五感への刺激。初冬の寒さ、震災犠牲者鎮魂の敬虔な音楽、そして光。感覚記憶を強く刺激する要素満載。
にもかかわらず、ハイテンションになり過ぎない。これは、演出もさることながら、毎年の恒例行事だから。
それに、家族の会話が増える。もちろん※オデハツ。さらに恒例行事だからこそ、その年その年の差別化をもたらすエピソード、例えばルミナリエのついでに~食べた~買った~にも行った、にも目を向けやすくなる。
強い刺激(感覚記憶)-会話(記述記憶)-逸話(エピソード記憶)と記憶の階層を向上させる経験を重ねることは記憶しやすい脳=記憶力の高い脳の形成につながる。
つまり、子供の脳にはプラス。大人はボケ防止にプラス。私がルミナリエに行く一番の理由は、慣れた強い刺激で家族の絆を深めるため。
※オデハツ:①お出かけする②見たり聞いたりしたことに言葉のタグ③帰ったら会話で復元④祖父母などに伝えて強化=おでかけハッピー頭脳開発(変な名前)略して、オデハツ。詳しくはコラム(5)お出かけ(6)お出かけフォローを、どうぞ。
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