株式会社関医協ゼミナール総本部
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(190)AD?

(190)AD?

2014/06/19

ロボット教室での話。  今月のAD(アドバンス・コース=2年以上の履修者コース)のテーマは自立走行三輪車型ロボット。光センサーを利用して所定の黒い太線に沿って進んでいく。

ADには作成説明書はなく、完成図(投影図)だけを頼りに作っていく。私は8割程度完成した見本は用意するものの、基本的に励ますのみ。工夫しいよ~、図面のここ、よう見いよ~。いつもは誰かが打開策を見つけ、子供たちが意見を交換し・・・

でも、数名のAD、その日はみんなダメ。構造はメッチャ簡単やのに、なんでやろ?動けへん!あかんわ!

よっしゃ、次までよう考えとき。で、私も打開策を練る。工学素人の講師は自ら苦行を強いられる。指導マニュアルは無し。だから、必死。

次のレッスン。子供たちが次々とアイデアを試すも撃沈。満を持してカリスマ講師登場。こうしたら、それでもだめならこうしたら。みんな、パッと散って自分だけの作業に入っていく。ひとり、また、ひとりと成功の雄叫びを上げる。

みんな会心の笑み。試行錯誤を経ての成功。強い達成感、高揚感が腹側被蓋野を刺激し、ドーパミン大量分泌。それに年長者(教師、親、専門家など)の忠告が成功につながる、という経験も彼らに「聞く耳」をもたらす。どちらも脳にプラス。

よかったね。こんな劇的な展開が日常的な学習でも、頻繁に生まれるといいのですが、そうはいかないなぁ~

https://youtu.be/b4sPZspdXQ0

ツイート2014/06/19

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