(194)言われる前に
2014/07/20
我が家の狭い庭は芝生だけを敷き詰めている。殺風景だがシンプルさが気に入っている。
昔、庭仕事は楽しかった。水を撒き、芝を刈り、肥料をやる。たまに雑草抜き。手間をかければかけるだけ、美しくなる。より密に育つ。
子供はそうはいかない。いろんな工夫をする。試行錯誤で最善策を練る。必死のパッチで打開策を考える。でも、効果が上がることもあれば、そうでないこともある。だから庭仕事はストレス発散になった。
でも、今は状況が違う。
芝生もサッチ(刈りこぼれや枯れた芝)が重なり新芽が育ちにくい。雑草も多種多様に攻め込む。小まめに手入れしないとジャングルだ。
一方、子供達の指導は様々なノウハウが蓄積され、年々、より効率よく、効果的な成果が得られるように。
庭仕事は年々苦痛なものになってきた。でも、必ず、守っていることは、家内に言われる前にすること。庭は俺に任せろ、と宣言してから20数年。家内が文句を言い出す前に動く。嫁ミッションに導かれイヤイヤしてもノルアドレナリン。余計イヤな気持ちになる。自らすれば、綺麗になった庭を楽しめたりがんばった自分に感動(バカ?)したりでドーパミン。またやろう、という気につながるかも。
そう言えば、成績のいい子の親は、勉強しなさい、と言わない、という文科省かどっかの調査がありましたよね。
ツイート2014/07/20