(200)ダメダメ
2014/10/11
ダメ出しは子供に、よくなさそうですね?どうしてでしょう?
料理教室に例えて考えてみます。①レシピーや事前講義に沿って生徒が調理。②材料を切る、加熱する、味付けする、などのそれぞれの段階で、指導者が生徒の問題点を指摘。③最終段階で評価。必然的な流れで問題なさそうですが、親子間ではいくつかのポイントが。
まず、親の判断基準にブレがないように。親がその場の気分でブレていると子供は親の顔色を伺います。うまくできてもほめられたり、けなされたり。情緒不安定や劣等感を招きます。
次に、指導者=親の口調。子供の特性や懸案課題の状況に応じてに気をつけてあげましょう。さらに、①でレシピーがあるからできて当たり前とプレッシャーを与えすぎない、少し無理があると感じれば、指導者が自分でするところを見せてからさせる ②では、細かな指示を与えすぎるとストレスになるので、状況に応じ見過ごす、できるだけ具体的な訂正案を伝える ③マズイなどの総評より、ちょっと甘かった、塩の量が多すぎた、など悪い点を明確にする。
そして、今度はこうすればいい、という打開策を提案(後暗示)。
ダメ出しがダメというわけではなく、ストレスにならないように建設的なサポートを工夫してあげましょう。
ツイート2014/10/11