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(269)愛するサイン

(269)愛するサイン

2016/10/14

幼稚園の参観日。子供たちはキョロキョロと後ろを振り向き、自分の親を捜す。一人の少年とその父親の目が合う。父親はほほえみ、息子は笑顔で応じる。

その父親はなんと明治の文豪、若き芥川龍之介。最近、芥川の随筆に触れ、彼のそんな一面を知り、驚きました。

子が親に気づく、親が愛情を感じられる反応を示す、これは大切なことです。

ソッポを向いて「お帰りなさい」、いきなり「~うまくいった?」、「どやった?どやった?」矢継ぎ早の詰問。これらは、よくありません。

ほほえむ、手を振る、ゆっくり会話を始めるなど、まず、受け入れるサインを出してあげてください。キミのこと気にかけてるよ。あなたはかけがえのない存在だよ。つまり、愛するサイン。

一番愛する存在である親に受け入れてもらえる。その繰り返しが、子供の情緒安定を生み出します。安定は知的成長の必要条件。愛されていることを確信することが、自信に繋がりますよ。

ツイート2016/10/14

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