(320)夏のイメージ
2018/06/24
幼児部のトレーニングーム内の壁に四季の写真を貼っています。四季それぞれのイメージを明確に持ってもらうことを意図してのこと。
ちょっと痛んできたので、作り直すことに。インターネットの素材は画質が悪く、使い勝手が悪いので、市販の画像データ集(CD-ROM)からの選択。
でも、この目的に沿った夏の写真はあまりありません。ひまわり(の群生)だけと言っても言い過ぎではありません。この種のデータ集は自然の美しい写真を売り物にしており、夏の写真は、滝や清流、深緑の森、苔むす岩などが中心です。青々としたモミジなどもいい題材とは思いましたが、「季節の意識が低い子や2・3歳児では夏とつながらない」と現場の声。
夏至も過ぎ、梅雨が明ければ本格的な夏の到来。今年の夏は、子供たちに夏らしい自然の美しい景色に触れる機会を持ってあげていただけませんか。プールや海水浴、浴衣、カキ氷、風鈴…日常生活の中のイメージもいいのですが、紅葉や雪景色の対になる美しい自然の中のイメージをお子さんの目に焼き付けてください。
記憶の中に埋もれてしまわないように、言語のタグ付けをお忘れなく。感覚記憶から記述記憶、エピソード記憶に昇華させてあげましょう。
濃い緑の森を見て夏を連想するなんて、すばらしいイメージ力!多くのイメージの蓄えがイマジネーション、想像力の礎となりますよ。
ツイート2018/06/24