(357)大学入試改革
2019/07/16
先日、須磨学園の塾対象入試説明会に参加。今年の最難関国立大への合格者が兵庫県を代表する公立高校の長田高や神戸高を上回ったそう(すごいなぁ~)。20年前に男女共学校となり、戦略的な改革を重ね、急激に進路実績を上げ現在に至る。
説明会冒頭の理事長の話は2020年からの大学入試改革が中心。知識偏重から思考力重視へと文科省は強調し、思考力、判断力、表現力が求められる、と言うも国公立大の二次試験は従来から、それらを深く問うてきた。だから、大きく変わるわけではない。一方、大学入試は情報戦の側面があり、正しい情報をいち早く収集し、傾向を解析し、効果的な対策を練りあげる必要がある。公立高校にも優秀な人材は溢れているだろうが全体としての解析力は須磨学園には適いそうもない。まるで大手予備校のプレゼン。
また、入試改革に伴い、国公立大でも、AO入試や推薦入試が増え、面接やディベート(討論)などの対策が求められる。学園が一丸となり、これにも取り組んでいることが具体例で示された。公立高校はいわんや、予備校でも個別対応は困難だろう。
公立高校にはがんばってほしい。教育の平等を体現してほしい。でも、きびしいなぁ~
未来を見据え、大学入試改革がなされ、小中高での指導はすでに変わりつつある。時代のニーズがチャイルドの指導に追い付いてきた感!
ツイート2019/07/16