ロボット教室での話。今月の課題は難しいね。行き詰まる子が散見される。ここで、いろんな反応。Help! をアピールするような表情で、何度も私の方を見る子。
えぇ~、アカンわ、など独り言を発し、不貞腐れたり、拗ねたりでネガティブなオーラ出しまくる子。
先生、先生と私や講師を呼びつけ、これ、と指差し、後は良きに図らえ的殿様少年。

アカンねん、やって、教えて、何でもええから、まず、言葉を使お。人類を人類たらしめるツール、言語を使おうよ。阿吽の呼吸、雰囲気で分かってよ、目は口ほどにものを言い、って、いろいろあるやろ。それは言語をある程度、習得してから学んでくれ。

大脳が人生で、もっとも発達する小学生の間は、言語スキルを伸ばしていこう。脳にプラス！ 人を人たらしめる大脳、特に前頭前野の発達が止まったら(中学生になった頃)、言語以外のコミュニケーションを学んでいくのもよし。自然や芸術の美しさ、感情や心の機微、言語化できない大切なものも学ぶべき、かけがえのない小学生時代。でも、まず、人の話を聴く力、人にわかりやすく伝える力を培っていこう。一生の宝になるよ。