(9)模倣
2010/11/04
見せる-させてみる-褒める ってどなたか経済人の名言で聞いたような気がしますが、この「見せる-させる」は子供を指導するための大切な基本テクニックです。「見せる」ことで、おもしろそうだな、できそうだな、という気にさせることができます。
見ることが成功につながる機会が多ければ、プラスホルモンが働き、よりしっかり見ようとします。それが、さらに好結果につながる好循環を作ります。もちろん、見ること自体、視覚のトレーニングですし、短期記憶を鍛えることにもなります。
真似ることも、脳全体の機能アップにつながります。ミラー・ニューロン・システムと言う神経系を活発に働かせることになりますし、うまく真似るために、しっかり見ることになるので、「見るー真似る」の相乗効果が生まれます。
「見せる-させる」=「見る-真似る」はいいこと尽くめですが、この一連の「見る-真似る-うまくいく」の経験は、新たなことを素直に受け入れ、前向きに学ぼうとする学習姿勢につながっていくように感じます。
これが一番大切かなぁ。
ツイート2010/11/04