(24)四季
2011/01/20
子供は、季節の移り変わりに目を向けたらエエんとちゃうかなぁ、自然と親しんだ方がエエやろなぁ、てなふうに、考えている方は多いと思います。一方、自然や四季は理科の第2分野やから、覚えたらしまいやん、と考える方もいるかもしれませんね。
四季の変化を感じたり、自然に接することは脳にプラスです。子供の脳を鍛えることになります。例えば、公園の木がどう変わっていくか。今は裸の木が、春には芽吹き、夏には葉が生い茂り、秋には落葉する。
そんな変化に目を向けさせると観察力が付きます。慣れてくると、ちょっとした変化にも目が留まるようになります。目に留まる=刺激ですから、脳にプラス。変化に気づくことは楽しい、と感じるように導けば、ドーパミン分泌で、これも脳にプラス。
ですから、自然が豊かな環境にいれば賢くなるのではなくて、変化に目を向けることが脳にいい。四季による変化が明確なのが自然。だから、自然に目を向けよう、となります。着目の対象は、自然な事象でなくても街の様子でもOKです。
節分などの年中行事も四季と密接にリンクしていますから、脳への良い刺激となるでしょう。四季の変化に目を向け、感受性を高めよう、それを脳への刺激にしよう、変化を楽しみ、ドーパミン好循環に…、というわけで、四季・自然は脳にプラス。
ツイート2011/01/20