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(23)ほめるコツ

(23)ほめるコツ

2011/01/06

「ほめる」ことの大切さは拙稿(21)で考えましたが、ママの笑顔や言葉「いいね」「がんばったね」は、だんだん慣れてしまい、効果が薄れてしまうことがあります。応用行動分析学の見地から「ほめる」コツを考えていきましょう。

まず、子供が何を好きか考え、リストアップしていきましょう。好きなおもちゃ、好きな食べ物・料理、好きなお菓子、好きな飲み物。好きな服や色なども。好きなグッズ(ぬいぐるみなど)もあるかもしれませんね。

かけられると喜ぶ言葉や好きなスキンシップ(パパに高い高いをしてもらう、ママにハグされるなど)も考えてください。好きな遊び、お出かけや活動なども。リストアップできたら、喜ぶ順にABC3段階に分けましょう。

例えば、予期せぬすばらしい結果でAを、目標達成でB、約束が守れたでCなどとルールを決めてください。小さいシールが5枚貯まればC、などもアリです。大切なことは基準をできるだけ明確にしておくことです。

このように基準や流れを明確にし、データを積み重ね、分析していくのがプロの手法ですが、親子では、マニアックにならず、試行錯誤で、いい方法を考えていきましょう。おおらかに対応してあげてください。

何かで釣ってるだけやん、と不愉快に思われる方もおられるでしょうが、これはモチベーションを高めたり、能力を効率よく伸ばしたりすることを目的としていることを忘れないでください。いろいろ工夫して楽しく伸ばしてあげましょう。

ツイート2011/01/06

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