(27)なぞなぞ
2011/02/22
前回の「創意工夫」でポジティブなメンタリティーをもたらすことには、まず、考える作業をさせよう、と提案しましたが、もっと具体的なことはないかな、と考えました。そのひとつが「なぞなぞ」。
まず、子供の年齢に応じた問題を出してあげましょう。本やwebでネタを仕込んでね。じっくり考えさせることが目的だから、せかしちゃダメですよ。時間の余裕がある時に。すぐに答を教えない。だめそうなら、ヒント。
で、できたら、超ほめる。できなくても、「答は~。おしかったねぇ。おもしろいね。」と大阪オバハン作戦で盛り上げる。答がわからずくやしい、ではなく、ああ、そんな答か、おもしろいなぁ、と誘導していくわけです。
次に子供が出して親が答えるパターン。幼稚園ぐらいなら、自分なりに問題を仕込んだりできる子もいるでしょう。そうでなければ、パパが手伝ったりしてください。
それで、子供が出題。ここに大きなポイント。分かっても、すぐ答を言わない。分からなくても安易に答を聞かない。親が一生懸命考えているところを見せる。
できれば、大喜び。だめなら、ややガッカリ。
考えることは何かを引き出せる、考えること自体が楽しい。子供がそう考えるように導いてあげましょう。
考えようとする習慣は、前頭葉の神経回路網がほぼ完成され、思考パターンが固定していく10歳ぐらいまでに。一生の宝です。
ツイート2011/02/22