株式会社関医協ゼミナール総本部
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(35)声

(35)声

2011/05/24

はっきり言いなさい、大きな声で、元気に返事、などと昭和の私たちは、ずっと言われてきたように思います。大きい声、元気な声が絶対にいい。そんな環境で育った私の声はデカイ。でも、子供にも接するときも、デカイ声でいいのかなぁ?

私はチャイルドのお母様方には「明るく」「ゆっくりと」「小さな声で」接するようにアドバイスしています。子供がママの言うことを聞きやすくするためです。反対に早口で大声で言われると、緊張が理解度を邪魔して伝わりにくいものです。

特に叱るときなど、ママも段々エスカレートして精一杯の声で怒鳴る…。これってよくないですよ。声を振り絞る訓練を積めば、徐々に音量レベルは上がるそうですが、子供の慣れの方がずっと早い。一時的にママの怒鳴りは有効ですが、有効期限は短い。

絶対伝えたいこと、改善すべきことは「怒鳴り」ではなく、他の方法を考えて対処しましょう(この後、具体案を提供しますね)。大きい声や体罰で叱るのは、その効果/影響を考えて、特別限定のケースだけにしましょう。

親子のコミュニケーションは脳や心の発達にとても重要。明るく、ゆっくり、小さな声、が基本です。もちろん、不明確な発声や相手によく聞こえない小声はNG。ママが、冷静に正しい表現をすると子供にリレーされますから。

ツイート2011/05/24

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