(41)挨拶
2011/06/13
塾の業界セミナーでの話。成績の良い子に共通しているのは「しっかり挨拶ができる」。まぁ、その通り。でも、経験的にそうだ、とか、そんな生徒を多く見てきた、とか。科学的な説明がないとウソ臭いなぁ。脳科学的な見地から考えてみましょう。
まず、アイコンタクト。これが習慣になると脳の刺激の幅が広がる。
次に、コミュニケーション。挨拶がちゃんとできる子供は年長者が話しやすいので、会話をする機会が増える。で、言語能力が伸びる。
また、相手や状況によって挨拶のパターンも変えることも、脳への刺激。
さらに、ほめられる効果。「XXちゃん、賢いね」と言われるとうれしい。と、どんな時に「賢いね」かを分析し、そう振る舞おう、とするのはドーパミンがもたらす基本的行動。
これも、脳への刺激で、結論として、いい挨拶は脳にプラス。でも、子供にああしろ、こうしろと押し付けるとイヤイヤ悪循環。ご家庭では、いろんな挨拶のパターンを教えて、どう行動すべきかをいっしょに考えていくことが大切ですネ。
ツイート2011/06/13