(48)好奇心
2011/07/21
好奇心の旺盛な子はいいですね。さまざまな事柄に①関心を持ち、②驚いたり、感心したり。③「なぜ」を考えることも多いことでしょう。考えてもわからないと④大人に尋ねたり⑤自分で調べたり。
①は入り口、特に短期記憶を司る海馬が働きます。②では海馬の隣の扁桃体が活発に活動し、海馬の働きをサポート。③は、前頭前野が本領発揮、④⑤は言語連合野を中心に大脳を活発に働かせることに。つまり、好奇心が旺盛だと脳への刺激の量が増え、脳が活性化し、脳の機能が高まる。
では、どうすれば?
まず、好奇心の幅を広げてあげましょう。子供の好奇心は元来、偏りが強く、狭い範囲だけに向けられます。
基本は、「ほら、きれいね」「あっ、おもしろそう」などの言葉かけで、子供を誘導。
ここで大切なことは、親がへこたれないこと。100回の誘導で子供が乗ってくるのは多くて2回。3回以上なら奇跡と考えましょうね。広げるのは4歳くらいから。挫けずにがんばりましょう。
ツイート2011/07/21