(60)決断力
2011/10/21
決断力があるとか、ないとか、決断力という言葉は日常的な会話でよく使われますが、決断が求められる対象は多種多彩。外科医や消防士の、命に係わる瞬時の判断、経営者に求められる経営戦略の決定、顧客と直接接する様々な職業での柔軟な対応。
でも、共通して求められるのは専門的な知識と経験に培われた判断力です。それに仕事に積極的に取り組む意欲、つまり、ポジティブ・メンタリティ。これは前頭前野の神経回路がほぼ完成される10歳ぐらいまでの成功経験がもたらすんでしたね。
また、もっと日常的な意味で、どのお菓子を買うか、なかなか決められないウジウジ5歳男子、というケースの場合、
①5秒で決められないとママが決めるよ、1、2…などと遊び的な雰囲気の中でプレッシャーを課し、ペナルティを事前通知。
②A、B、Cの中から選んでね、と選択肢を設け、選びやすくし、選んだ後には、早く決められるようになったね、カッコイイよ、とほめてあげる、
などの手法で改善していきましょう。徐々に早く、決められるようになります。根気よく…。
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