株式会社関医協ゼミナール総本部
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(65)演出

(65)演出

2011/11/18

例えば、子供と水に何かを溶かす。「溶けたね」だけでは、チャンチャン。おしまい。// あれ?熱くなってきたよ、ほら。おもしろいね、となると子供の心が動く。他のものも溶かして調べてみよう、あれ溶かそう、これ溶かそう、と広げていくことが可能。

心が動くとは、感動する、驚く、あれっと思う、などのことを言っています(情動喚起)。情動喚起が脳(大脳辺縁系)の扁桃体を活性化させ、記憶力を強化。つまり、心が動けば、記憶に残る。だから、子供の関心度を高めるには、演出が不可欠。

子供の自然な好奇心を促し、育んでいくことが大切、意図的な演出など不要。子供の無垢な心を大事にしてあげないと心が歪む・・・など考える方もおられかもしれませんが、生来の好奇心には偏りが強く、行動の動機付けには???

興味・関心を持ってもらいたい、ここに注目させよう、という場合は、やや大げさに演出してあげましょう。「おもしろいね」「不思議だね」と誘導してあげないと、そのおもしろさに気がつかないことがよくありますよ。

さらに、自分が信頼を寄せる人からの誘導には乗りやすい。あるいは、素直に導かれる、という要素も。

生活習慣が調った子供なら、大人からのちょっとした声かけで期待通り対応できることもよくあるでしょう。楽しく導いてあげましょうね。

ツイート2011/11/18

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