私は小学生向けのロボット教室も運営しています。神戸西部中心に４教室(2017年4月時点で7教室)。ＰＣでプログラムを組むようなマニアックなものでなく、オリジナルブロックを用いての、動くオモチャの工作教室的なものです。でも、奥は深く、脳に効きます。IMG_1539

ロボット教室って、何となく楽しそうでしょ。そう考える子供は多いでしょうね。この｢楽しそう｣は大切。やろうとする気持ち、つまり、動機付けが明確。でも、他の知的な作業(学習など)と同様に、やり始めるといろんなストレスが。

細かな部品を段階ごとにきちんと調える(邪魔臭い)、テキストをいい加減に読むと組み立てられない(できひ～ん)、読んだつもりでもうまく行かない(何なん？ボク悪ないし)、隣の子はもうできてる(イライラ)、などなどで、ヤル気ダウン。

でも、もうヤメや、とならないのがロボット教室。到達点が完成見本や写真で明確。完成＝動き出す、つまり、ゴールがはっきりしている。そして、スモールステップ(約90分で完成)。だから、落ち込み切らない。

また、テキスト通りの完成後は、個々に改造で、自由度爆発。さらに優しい先生(私だ！)がストレスでヘタリそうな子をサポート。で、達成感→ドーパミン→脳の機能アップ、という次第。これが定期的に繰り返される。成功経験の嵐。

これほど明確に、短時間で、定期的に、達成感を得られる教育カリキュラムはない。こうした成功体験を繰り返すことで、やればできる、という自信、強いメンタリティーが。

こういう訳で、チャイルド の活動の一環として、ロボット教室をしています。

ツイート2011/12/22