(97)セロトニン•シャワー
2012/05/28
平日の午前中、元町界隈を一人でぶらり。初夏の散策、などと家内に話すと、散策じゃなくて、徘徊って言うんじゃない?げぇ!
中山手(元町の北西部)の辺りに用があり、昼前の街をGPS頼りにウロウロ。突然、目の前に現れたイスラム寺院、華僑系学校。ちょっとエキゾチックで何だか旅心地。初めて通る商店街も楽しい。五月の風が爽やかで、とてもイイ気分。
これがセロトニンによるリフレッシュ効果。セロトニンは太陽光の視覚刺激や軽い運動が分泌を促すことが知られている、脳内で抑え役をするホルモン。ドーパミンの高揚感やアドレナリンの緊張が過剰である時、その反応を抑える。
セロトニンはリラックスしているような緩やかな喜びとも深い関係がある。でも、子供が私と同じ状況にあっても全く違う刺激になる。観察力鋭く好奇心旺盛な小学生なら、あれ何?これ何?攻撃が始まることだろう。ドーパミン大量分泌で大興奮。
また、逆の反応を示す子もいる。好奇心の幅が狭い感受性の緩い子や、TVゲームやフラッシュカードなどの過剰刺激に慣れている子供たち。弱い刺激には無関心•無反応。こうなると、ぶらつくことはセロトニンどころか、いやいや「やらされ感」のノルアドレナリンを引き出してしまうのかもしれない。
心動かす誘導をしてやらないと…などと用事を忘れ、のんびり散策してるとスタッフから呼び出しコール。束の間のセロトニン•シャワー終了。
ツイート2012/05/28