(184)追い詰める
2014/04/17
友人の推薦本、臨床心理士の信田さよ子氏の著作「コミュニケーション断念のすすめ」に、相手を追い詰める四つの台詞、とありました。
1)努力すればできないことはないんだよ 2)なぜ?理由を言ってごらん 3)君のためを思って言っているんだよ 4)AだからB、などの論理的正論、と。
どれも、年長者の優しい一言のようですが、混乱し、現状に窮している状況なら、混乱に拍車をかけ、厳しい心理状態へと追い込んでいく言葉かもしれません。
子供との会話の中ではどうでしょう?
1)努力すればできないことはないんだよ:失敗したりつまづいたりしている子供に言うべきではありません。自己満足的抽象論ではなく、具体的な打開策を提案すべき。逆に、うまくできた後に、努力したからできたんだね、とほめる。これを繰り返して、努力を価値あるものと思える心を培ってあげましょう。
2)なぜ?理由を言ってごらん 4)AだからB、などの論理的正論:これは状況次第。冷静な状況なら、どちらの言葉も言語を鍛えたり、諭したりするために必要。でも、不成功を問い詰めるために用いるなら、子供の「なんで」攻撃(拙稿番外「何で」考)と同類で無意味かもしれません。
3)君のためを思って言っているんだよ:言ってやっているんだから感謝しろよ、って、どうでしょう?
子供たちには、いつも冷静に付き合ってあげましょうね。もちろん、me too. です。
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