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(205)どんぐり

(205)どんぐり

2014/11/27

子供たちに、どんぐり拾いをしたことがある?と尋ねると、ない、と答える子は少なくありません。したことがあっても記憶から消失。どんぐりはブナ科の木の実ですからちょっとした公園にもあります。

子供たちが見つけると拾いたくなるのは健全な行動。山へハイキングやピクニック(自然の中での食事メインならピクニックだそうです)に行かなくても、名所に紅葉狩りに行かなくても、子供たちの好奇心を広げるトリガー(引き金)となるものは身の回りに、たくさんありますよ。

ちょっとした好奇心を興味・関心へと昇華させるのが周りの大人の役割です。

どんぐりを集めてきた子に、またゴミが増えるのに、などと文句を言ったり、無関心でいたりするのではなく、スゴイね!、おもしろそうね~、ママもやったことあるよ、いっぱい集めたね!と楽しさを膨らませてあげましょう。

海馬(記憶の入り口)の隣の扁桃体の働きで、記憶力が向上。

何の木の実かなぁ、と調べ、あっ、コナラって木の実だ、と発見を一緒に喜ぶ演出をすると、知的興奮を呼び、達成感を生み出します。

プラスのホルモン、ドーパミンが大量分泌され、脳の機能向上、繰り返しの好循環へとつながります。もちろん、楽しい出来事→エピソード記憶として、深く心に、脳に刻まれます。

自然と触れ合うことの大切さを、このコラムではさまざまな角度から何度も取り上げていますが、自然に接すれば賢くなるわけではありません。みなさんのサポートにかかっています。

ツイート2014/11/27

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