(209)モノを大切に
2015/01/21
ロボット教室に入会して間もない小2男子。先生、これ、と導線の切れた電池ボックスを私に見せる。
ありゃ~最速切断小僧などと奇声を発するのを我慢(子供を揶揄してはいけません)し、そっけない口調で、これがどうしたん?
壊れたぁ~。/ 電気はこう流れるから、ここが切れると流れない。モーターが動かない。どうする?
と会話が続きます。
この子に伝えたいことは2つ。語尾までしっかり伝えること、少なくとも、そう努力をする、それと、モノを大切にすること。
状況に応じ、考えて行動することにつながるので、どちらも大いに、脳にプラス。
豊かな時代の子供たちは驚くほどモノの扱いが乱暴。壊れやすいか、どうかなどには無頓着。壊れない扱い方、長持ちできる使い方は考えない。
上記のような状況は2つのことを身をもって知ってもらういい機会。
まず、お父さんに直してくださるようにお願いしよう。お父さんが、お忙しくて、できないようなら、新しい電池ボックスを用意します。買っていただくようお願いしてね。
なんぼ?/ いくらですか、でしょ? / いくらですか?/ 2850万円、消費税別。/えっ?メチャ高い。/
それぐらい大切なもの、価値あるもの、ということ。ここに手紙(修理依頼書+正しい料金表)を添えときます、渡せるね。/ はぁ~い、と半泣き。
ツイート2015/01/21