(213)勤勉性
2015/03/01
現在、最有力な性格分析と言われる5因子モデル。その因子の一つが勤勉性。
成功につながる性格的特性として応用心理学などの研究で確認されています。常識的に考えても勤勉であることは、いろんなことのいい結果につながりそうですね。
勤勉=大切なこと、利益や良い結果が期待できることなどのために懸命に努力する、その努力を継続できること。
勤勉性はどのように培うことができるでしょう?
いろんな要素があると思います。5歳児をイメージして考えると、
1)うまくできるとうれしい、という感覚をしっかり植えつけていく。ここにも報酬系ホルモンが関係してきます。報酬が繰り返すバネになります。
2)今している努力が成功につながることを理解させることも大切です。単に指示や命令に従って行動するよりも、メリットを理解して取り組むほうが効率的です。繰り返すことにもつながります。
3)努力に伴う苦痛を和らげる。楽しい雰囲気やスモールステップでプチ達成感を演出、など。
4)ストレス耐性を高める。すぐ諦めたり、逃げたりしないよう励まし、おだて乗り越えさせる。
などなど。こんなことを根気強く繰り返し、勤勉性を伸ばしてあげましょう。
苦痛少なく努力できる、これは一生モノの宝です。応援してあげましょう。
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