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(244)恵方巻

(244)恵方巻

2016/02/03

節分の今日、恵方巻は食されましたか?朝刊の折込チラシを見て驚きましたが、スーパーのチラシは恵方巻オンパレード。冬の慣習?として、すっかり根付いてしまったようですね。最近の調査では恵方巻は豆撒きより履行度は高いそう。

一方、ネットニュースなどで、よく目にするのが、否定的な意見。昔からの風習ではない、商業主義に踊らされているだけ、遊女の座敷遊びに由来する(諸説あり)、そもそも丸かぶりは下品、日本人は宗教的ブレがひどい、などなど。

文化人類学的な価値は別として、恵方巻のパフォーマンスは子供の脳にはどうでしょう?

暦の上で節分、と理解するだけでなく、豆撒きという象徴がある方が強く認識されます。味覚は強い刺激で、節分の食分野での象徴は豆や鰯よりも、恵方巻の方が時代にマッチしていそうですね。

また、南南東を向いて黙って食べる、なんてちょっとミステリアスなところも印象深い体験。

このように節分-恵方巻は強く記憶に刻まれる仕掛けが満載です。もちろん、楽しい雰囲気や演出が記憶をさらに強化します。

こうした多角的な記憶経験は記憶の階層の高次元化(記憶しやすい脳)につながります。

明日の立春に話を向け、春の兆しを探せば、好奇心の幅も広がることでしょう。

ですから、恵方巻は脳にプラス!と強引に言っちゃいましょう!春、近し、かな?

ツイート2016/02/03

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