(285)ヒット&ブロー
2017/04/11
教室の棚の奥にたたずむ古いボードゲームを見つけた小2男児。先生、これやってみたい。ヒット&ブローは、X色から選ばれ(X-α)個の穴に挿されたピンを推理するゲーム。競技者が予想するたびに審判=出題者が判定。
ヒット(位置と色が正解)、ブロー(色のみ正解)、アウト(どちらも不正解)の判定をヒントに、Xの(X-α)乗通りの可能性から少ない試技でオール・ヒットを狙う。小僧、さぁ、やってみよう!
適当にしては、いつまでたっても解けない。筋道立てて考える術をケース・バイ・ケースで教える。解法パターンを自分でも考え出す。考える。うまくいく。楽しい。もっと考える。よりうまくいく。さらに楽しい。ドーパミン好循環。
慣れが考えるストレスを軽減する。慣れがカンを研ぎ澄ますかもしれない。物事に考えて取り組む習慣にもつながるだろう。子供の脳には間違いなくプラス。
でも、頓挫してしまう要素もタップリ。うまくいかないと楽しくない。
考えるのは邪魔臭い、苦手。逃げていると低レベルのままで耐性が生まれない。努力が報われるとは限らない。こんなんできんでもエエやん、成績と関係ないし、できても得になれへん。
ヒット&ブローは小僧にヒットするのかなぁ~
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もちろん、ヒット&ブローはウチの正規カリキュラムではなく、気分転換の1アイテム。楽しく頭を鍛えられれば~
ツイート2017/04/11