(290)中年のたしなみ
2017/06/20
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中年になって気づいたのは、いい歳になったら人前では明朗快活にふるまってみせることが(ほぼ義務に近い)たしなみだということ。中年以上が暗い顔で不機嫌をふりまくと、その場そのものが台無しになる。不機嫌な態度や不安・愚痴をアピールして、他者から助力や譲歩を得ようと状況をコントロールしようってのは、つまり子供の駄々と同じ手法だから、年齢とともに通用しなくなる」
私も背伸びして、明るく朗らかに振舞わねば、と激しく同意(笑)。
もちろん、子供なら駄々をこねてもいいわけじゃない。いろんな駄々(辞書的には、分別を欠いたわがままな行動)に出くわす。
自己認識ができるようになる3歳後半くらいからだろうか。認識力が低いうちは、うまくいっていないことに気付かない。だんだんわかってくると現状に不満を感じる。
行動A:問題から逃げる避ける、知らん振りする。拗ねる、泣く、わめく。暴れる、何かに当たる。そんな行動に敏感に反応する大人がおり、現況が簡単に打開できるなら、行動Aが長く続く。
行動B:誰か(親、優しい大人、友達など)に助けてもらう。行動Aの次の段階だが、できません/わかりません、即ヘルプ、ではこの停滞期が続く。生活習慣に始まり、自立した行動を促さなければ、行動Bの甘えん坊のまま。
粘って打開する努力をする。だめなら、次の策を練る、などの試行錯誤して乗り切る力は成長とともに自然に習得されるように見えることもある。が、実際は、打開策への誘導/指導に沿って、成功体験を積み重ねることで脳内物質に導かれて、コントロールされ、身に付いていく。
発達段階や能力に応じ、駄々を時に認め、基本許さず・・・。
中年でなくて、子供も明るく朗らかに。頭と心を鍛えてやろう。
ツイート2017/06/20