(293)神戸オリーブ物語
2017/07/31
楠公さん、で知られる神戸、湊川神社。そこにオリーブの大木がある。
楠公さんには少し不似合いな?、日本最古のオリーブの木。明治の初期、欧州へ産業視察。オリーブなる木、欧州で栽培が盛ん。食用、薬用、これはいい。日本で普及させようと、持ち帰り、神戸オリーブ園開園@北野。
そのオリーブ園から移された木が百年以上を経た今も湊川神社に。海外からいいものは何でも前向きに取り入れようとした時代とサッカー、ジャズ、コーヒーなどなど日本初尽くしの港町神戸。
おおらかな時と地のコラボの証が百年以上を経て、凛として目の前に立つ。
おもしろそう、もっと知りたい。役に立ちそう、やってみよう。目新しいことにワクワクする。ワクワクすることに失敗を恐れずチャレンジする。チャレンジする中で、状況を論理的に分析し、最善手を考える。これらは子供が伸びるための条件だ。
神戸オリーブ園は残念ながら近隣の人口増などで閉園となったが、そこで育ったオリーブが各地に移植され、気候が合った香川県小豆島で一大産業として開花。明治人のワクワクは成功と言えよう。
ワクワクする子、チャレンジする子、成功しようと努力する子、古木を見て子供の未来を考えてみた。
ツイート2017/07/31